授業科目(英文) |
社会調査実習(Practice in Social
Research) |
対象学年・開講時期 |
3学年・通年 |
曜日・時限 |
火曜 3・4限 |
担当教員 |
岩本 健良(IWAMOTO, Takeyoshi) 田邊 浩(TANABE,
Hiroshi) |
授業の主題 |
地方自治体における計画的行政と住民ニーズ把握 |
授業の目標 |
調査の企画から報告書の作成にまたがる社会調査の全過程を体験的に学び、社会調査士資格に相応の、社会調査に関する基礎的な知識・技能、応用力と倫理観を養成する。
|
学生の学習目標 |
課題発見、先行研究のフォロー、仮説の設定とその検証、質問紙調査票作成の能力、調査遂行能力を身につける。調査データの扱い方を学ぶ。SPSSを用いたデータ分析法、報告書の執筆の仕方、口頭発表の仕方を学ぶ。この実習では、学生自身がチームを組んで、作業を進行させる。チームを組織し、協力して目標達成に向けて運営していくための、コミュニケーション能力、リーダーシップやマネジメント能力を同時に育成する。 |
授業の概要 |
この実習では,地方自治体における総合計画と住民ニーズの把握に関する調査を行い,社会調査の企画から分析・報告書執筆までのトータルな実践能力を修得することを目的とする。前期は、1)題目に関する先行研究の文献講読、2)過去の調査データによる試行的分析、3)仮説の構築と調査票の作成、4)簡単なデータ処理のスキルの習得、5)コンピュータによるデータ解析技術の習得(総合メデイア基盤センターでSPSSを用いる)、6)秋に調査実施。後期は、そのデータを整理・入力し、各自でデータ解析を進め、報告書を作成する。 |
評価の方法と割合 |
(1)作業への主体的参加度・貢献度と、(2)研究発表・最終レポート・報告書作成活動。 |
履修条件 |
・毎回の出席と主体的な参加が重要。 ・「社会調査法I,II」「社会統計学I,II」を並行して(あるいは前もって)受講のこと。 |
その他 |
・正規の授業時間以外に、時期によって作業や自主的な予習・復習にかなり時間を要することもあるので、あらかじめ含んでおくこと。 ・社会調査士資格認定のための授業科目(CとG)となる。 ・大学院共通(人間社会環境研究科:前期は「社会学調査実習」、後期は「社会学分析実習」)。 |