|
2003年度は金沢市において意識調査を実施いたしました.対象者としてご協力いただいた市民の皆様に,厚くお礼申し上げます.
2003年度調査の結果は以下のリンクからご覧いただけます. ⇒2003年度金沢市調査単純集計表
|
授業科目 (英文) |
社会調査実習(Practice in Social
Research) |
対象学年 開講時期 |
3学年・通年 |
曜日・時限 |
火曜 3・4限 |
担当教員 |
岩本 健良(IWAMOTO, Takeyoshi) 田邊 浩(TANABE,
Hiroshi) |
授業の主題 |
社会階層と社会的機会 |
授業の目的 および内容 |
この実習では,社会的機会と社会階層の構造に関する調査を行い,社会調査の企画から分析・報告書執筆までのトータルな実践能力を修得することを目的とする。人々の社会的機会は,出身階層や教育,ジェンダーなどによって異なり,不平等な面を持っている。今日の日本では経済の量的成長が見込めず,社会的機会の格差が拡大する傾向も指摘されており,機会の不平等に関する社会的な関心も再び高まっている。こうした背景をふまえつつ,具体的なテーマは学生の関心に応じて設定する。前期は,(1)先行研究の文献講読と,(2)それらをふまえた仮説の構築と調査票の作成,(3)コンピュータによるデータ解析技術の修得を目指す(総合情報処理センターでSPSSを用いる)。後期は,共同で調査を行い,そのデータを整理して,各自でデータ解析を進め,報告書論文を執筆する。 |
評価の方法と割合 |
準備作業を含む実習への主体的参加と,研究発表・最終レポートによって評価する |
履修条件 |
「社会調査法」「社会統計学」を並行して(あるいは前もって)受講のこと。 |
その他 |
各自の課題、仮説については、各自の責任で勉強し、設定すること。時間をかなり使わなければならない時期があるので、そのつもりでお願いします。 社会調査士資格認定のための授業科目となる。 大学院共通(文学研究科前期は「社会学実習T」,後期は「社会学実習U」。人間社会環境研究科前期は「社会学調査実習」、後期は「社会学分析実習」)。 | |